MariaDB(MySQL)のrootユーザーにパスワードを設定する方法!

「MariaDBのrootユーザーにパスワードを設定する方法」のアイキャッチ プログラミング

「XAMPPをWindowsにインストールする方法」という記事でXAMPPのインストールについて説明しました。

そこで、本記事ではXAMPPをインストール後に必要なセキュリティの設定のひとつである——MariaDB(MySQL)の「管理ユーザー(rootユーザー)」にパスワードを設定する方法——について備忘録としてまとめます。

XAMPPの基本操作

セキュリティの設定の前に、まずXAMPPの基本的な操作を説明します。

ここで記載する操作をセキュリティの設定の時にも何度か行うためです。

XAMPPの起動方法

Windows10であれば、「ここに入力して検索」に「xampp」と入力します。(もしくは、Windowsキー(ウィンドウズキー)を押して、「xampp」と入力します。)

ここに入力して検索

「XAMPP Control Panel」というアプリが表示されるため、それをクリックするとXAMPPが起動します。

「xampp」を検索

ApacheとMySQLの起動、終了

「Apache」の右側にある「Actions」という列の「start」ボタンをクリックすると「Apache」、「MySQL」の右側にある「Actions」という列の「start」ボタンをクリックすると「MariaDB」が起動します。

ApacheとMariaDBの「start」

※「MySQL」と記載されていますが、実際には「MariaDB」が起動しております。「MariaDB」は「MySQL」から派生したデータベースです。そのため、今後の説明で「MySQL」と「MariaDB」という単語が両方出てきますが同義ととらえてください。

正常に起動すると、それぞれ下記のようになります

  • 「Apache」と「MySQL」の背景色が緑色に変化。
  • 「start」ボタンが「stop」ボタンに変化。
  • 「PID(s)(プロセスID)」にプロセスIDが振られる。
  • 「Port(s)(ポート)」にポート番号が振られる。

ApacheとMariaDB起動中

MariaDB(MySQL)はデフォルト状態のときは3306番のポートを使います

Apache、MariaDBを終了させる場合には、それぞれの「stop」ボタンをクリックしてください。

ApacheとMariaDBの「stop」

XAMPPの終了

セキュリティの設定をせずにXAMPPを終了させる場合には、必ずコントロールパネルの「Stop」ボタンを押して「Apache」や「MariaDB」を停止させます。XAMPP Control Panelを閉じただけではアプリケーションは終了しません。

管理画面へアクセス

ApacheとMariaDBの管理画面へのアクセス方法を説明します。

Apacheの管理画面

先ほどの方法でApacheを起動します。

起動後、Apacheの右側の「Admin」ボタンをクリックします。

Apacheの「Admin」ボタン

すると、「Welcome to XAMPP for Windows7.3.4」というページ(Apacheの管理画面)が表示されます。

Apacheの管理画面

MySQLの管理画面

ApacheとMariaDBを起動します。※両方起動していないと開くことができません。

起動後、コントロールパネルのMySQL右側の「Admin」ボタンをクリックします。

MySQLの「Admin」ボタン

すると、MariaDBの管理画面が表示されます。

MariaDBの管理画面

phpMyAdminとは、MariaDBの操作をマウスなどGUIで行うことができる画面です。

MariaDBの管理者(rootユーザー)にパスワードを設定する

それでは、本題のMariaDBのパスワード設定について紹介します。

パスワードが設定されていないことを確認

まずは、パスワードがそもそも設定されていないことを確認したいと思います。

MariaDBの管理画面を開きます。

メニューの「ユーザーアカウント」をクリックすると、ユーザーアカウントの概要が表示されます。

ユーザーアカウント概要画面

ユーザー名が「root」の「パスワード」項目が「いいえ」の場合、パスワードが登録されていないということです。

パスワード設定前のrootユーザー

パスワードの設定

パスワードの設定方法はいくつかありますが、今回私はコマンドプロンプトを使って設定しました。

まず、コマンドプロンプトを起動します。

Windows10であれば、「ここに入力して検索」に「cmd」と入力します。(もしくは、Windowsキー(ウィンドウズキー)を押して、「cmd」と入力。)

検索結果の「コマンドプロンプト」をクリックすると起動します。

コマンドプロンプトを検索

コマンドプロンプトの「C:\Users\ユーザー名>」の「ユーザー名」は皆さんのPCに登録されているユーザー名が表示されます。セキュリティの都合上、グレーに塗りつぶしているのはあしからず。

コマンドプロンプト

「cd C:\xampp\mysql\bin」というコマンドを入力してディレクトリを移動します。

ディレクトリを移動するコマンド

「mysqladmin -u root password」というコマンドを入力します。

すると、「New password:」と表示されるので設定したいパスワードを入力します。

パスワード設定コマンド

パスワード入力後エンターを押すと、「Confirm new password:」が表示されるので、再び同じパスワードを入力してエンターを押します。

パスワード確認

下記のようにコマンド入力をする状態に表示されればパスワードが無事設定されました。

パスワード設定後、コマンド入力を受け付ける状態

「exit」と入力してエンターを押し、コマンドプロンプトを終了します。

「exit」を入力してコマンドプロンプトを終了

「config.inc.php」ファイルの修正

コントロールパネルで「stop」をクリックしてMariaDBを一旦終了します。

コントロールパネルで「Apache」と「MariaDB」を起動します。

MariaDBの管理画面を表示します。すると、下記のようなエラーが表示されます。

MariaDBにパスワードを設定後のエラー画面

「C:\xampp\phpMyAdmin」にある「config.inc.php」ファイルをテキストエディタで開きます。このとき、テキストエディタは「UTF-8 (BOM無し)」に対応できるものを使ってください。私は普段メモ帳として使っているサクラエディタで開きました。

「config.inc.php」ファイルの配置箇所

「config.inc.php」ファイルを開いたら、

/* Authentication type and info */
$cfg[‘Servers’][$i][‘auth_type’] = ‘config’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘user’] = ‘root’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘password’] = ”;
$cfg[‘Servers’][$i][‘extension’] = ‘mysqli’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘AllowNoPassword’] = true;
$cfg[‘Lang’] = ”;

という箇所を

/* Authentication type and info */
$cfg[‘Servers’][$i][‘auth_type’] = ‘cookie’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘user’] = ;
$cfg[‘Servers’][$i][‘password’] = ”;
$cfg[‘Servers’][$i][‘extension’] = ‘mysqli’;
$cfg[‘Servers’][$i][‘AllowNoPassword’] = true;
$cfg[‘Lang’] = ”;

と編集して保存します。

ファイルを閉じたら、XAMPPのコントロールパネルで「Apache」と「MariaDB」を一度終了してから、再び「Apache」と「MariaDB」を起動します。

MariaDBの管理画面を開きます。

すると、先ほどのエラーが消え、ユーザー名とパスワードの入力を求める画面が表示されます。

MariaDBログイン画面

ユーザー名は「root」、パスワードは先ほど設定したパスワードを入力して「実行」をクリックします。

MariaDBログイン画面、ユーザー名とパスワード入力後

すると、管理画面が表示されます。

メニューの「ユーザーアカウント」をクリックして、ユーザーアカウントの概要を表示します。

ユーザーアカウント概要画面

先ほど「いいえ」だったユーザー名が「root」で「Host name」が「localhost」の項目のパスワードが「はい」と表示されています。これで、「root」にパスワードが登録されました。

「root」で「Host name」が「localhost」の項目にパスワードを設定完了

ユーザー名が「root」で「Host name」が「127.0.0.1」と「::1」の項目に関してはパスワードを設定しなくても良いです。

(とはいえ、上記項目のパスワード設定方法に関しては追記しようと考えております。(笑))

おわりに

以上が、MariaDB(MySQL)の「管理ユーザー(rootユーザー)」にパスワードを設定する方法です。実際に設定してみると分かると思いますが、そんなに難しいこともなくスムーズにできます。

ちなみに、今回はコマンドプロンプトを用いてCUIで設定しましたが、「ユーザーアカウント概要」からGUIで設定することもできます。

コマンド操作が苦手な方やコマンド操作にアレルギーがある方は下記記事の「webサイトの表示とパスワードの設定」という箇所を参考にGUIで設定してみてください。

XAMPPでWordPressをローカル環境にインストールする方法

普段の私であれば上記のようにGUIでやってしまいます。しかし、ここ最近コマンド操作に関して勉強中のため今回はCUIで設定した次第です。

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